2024.04.03

【トーナメント注目校】江戸川大学キャプテン 大出雅輝選手

第73回関東大学バスケットボール選手権大会、通称スプリングトーナメントの開幕と共に、大学バスケの2024シーズンが幕を上げる。緊張感の走るこの一発勝負の大会で、頂点に立つのはどこの大学となるのか。今回は、群雄割拠な関東の大学たちの面々から注目校10校のキャプテンに話を伺った。


第1回は、昨年から3年生ながら柔らかいタッチが魅力的な3Pシュートとハードなディフェンスでチームを支えてきた

江戸川大学の#13 大出雅輝選手だ。


___自己紹介をお願いします。

江戸川大学の大出です。出身は栃木県です。誕生日は1月1日です。ポジションはSGです。MBTIはESTPです。


___オフの日の過ごし方を教えてください。

基本的にはシューティングをしに体育館に行ってるんですけど、暇な時は後輩の家に行ってます。まあ、断られることもあるんですけど、無理矢理行ってます。(笑)


__仲の良いチームメイトを教えてください。

後輩の#17 河野圭佑と同期の#55 井上翔太です。


___昨シーズンを振り返っていかがでしたか。

個人のところで言うと初めてリーグ戦で1部と戦って、通用するところもあったし、うまくいかなかったこともあるかなという印象です。離脱者が出た中で自分のプレータイムも長くなってきて、チームでの役割っていうのが、自分の中で明確になって、その部分を買ってもらえたというのを感じました。

チームは一巡目日体大との試合で1部初勝利できたのは良かったんですけど、リーグ通して2勝しかできなかったのはやっぱり悔しいですし、この1部を経験できたっていうのはやっぱり去年の4年生には恩しかないです。


___昨シーズンを経ての今シーズンの目標を教えてください。

個人としては去年先輩方の裏に隠れてプレーをしていたんですけど、今シーズンは自分が主力としてチームを引っ張らなきゃいけないという責任があったり、自分が点を取る、自分がチームを勝たせるという気持ちの面では負けないようにしたいと思います。

チームとしては、去年は4年生が多く出ていたのでプレータイムのところは少ない中で限られていて経験値のところは少ないんですけど、自分達らしくディフェンスからブレイクっていうディフェンスの強度っていうところにこだわってやっていきたいと思っています。


___Wキャプテンになった経緯を教えてください。

チームキャプテンに#17 河野(3年)が選ばれたっていうのはやっぱり熱量のところでチームにもたらしてくれる物が大きいんじゃないかというところで河野がチームキャプテンに選ばれました。自分は試合でチームを勝利に導くためにゲームキャプテンという立場になったので、みんなが自分をゲームキャプテンに選んでくれたっていうのはこれからプレーを持って自分がコートで示さなきゃなと思います。


___江戸川大の核となるディフェンス練習で意識していることはなんですか。

ハードな練習の時はやっぱりしんどいなと思うんですけど、自分はなるべく上を向いてポジティブに頑張ろうっていうのを心がけて、笑顔とか心がけて声出して周り見ながら練習してます。

チームとしても声を出すとか拍手で雰囲気を上げていくっていうのは共通認識としてやっています。“OVERTALK”と“ALL CLAP”っていうのを掲げていて、常に声を出し続けたり、拍手してチームメイトを褒めたりっていうのを雰囲気が悪くならないように、バスケでうまく行かない分そういうところで盛り上げようって思っています。


___注目選手を教えてください。

江戸川は個人っていうよりもチームなので、チーム全員が推しです。(笑)


___粂川HCの印象を教えてください。

練習中はすごい熱量を持って接してくれていて、やっぱりそのチームがいい方向に行っているなっていうのは感じますし、戦術面でも江戸川はシステムっていうより自由な戦術なので粂さんもそこに入って考えてくれてるのがすごいありがたいなって思います。あ、でもしゃべると面白い人です。


___目前のトーナメントの目標を教えてください。

トーナメントっていうのは自分達は1部には勝てていないんですけど今回チャンスがあるっていうところで自分達がどこまで行けるのかっていうのはトーナメントで探っていきたいですし、このチャンスを活かして、打倒1部っていうのを掲げて、リーグ戦になった時にこのトーナメントでの経験を財産として活かせるように頑張っていきたいです。


昨年度1部でのリーグ戦で経験した悔しさを糧に1部打倒に燃える江戸川大学。ディフェンスから良い流れを作り出しこのトーナメント戦をものにできるか。期待がかかる。

Writer
天野 梨夏(アマノ リナ)

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