2024.04.04

【トーナメント注目校】早稲田大学キャプテン 飯島慶記選手

第73回関東大学バスケットボール選手権大会、通称スプリングトーナメントの開幕と共に、大学バスケの2024シーズンが幕を上げる。緊張感の走るこの一発勝負の大会で、頂点に立つのはどこの大学となるのか。今回は、群雄割拠な関東の大学たちの面々から注目校10校のキャプテンに話を伺った。


第2回は、熱い闘志溢れるハードなディフェンスでチームを鼓舞する

早稲田大学の#22 飯島慶記選手だ。


__自己紹介をお願いします。

早稲田大学4年の飯島慶記です。ポジションはGです。よろしくお願いします。


__オフの過ごし方を教えてください。

僕は結構寮で1人でいることが多いです。映画見たりストレッチしたりゆっくりしたりしています。時々、友人とご飯行ったりしています。


__仲の良いチームメイトを教えてください。

仲良いチームメイトは33番の大柳慶悟。なんか気が合うというか話していて1番面白いなと感じます。まあ慶悟かなと思います。


__これまでのバスケ人生において大学バスケとはどのような存在でしたか。

僕の中では結構大きな転換点というか節目になっているのかなと思っています。これまで全国レベルのところでプレーするってことがなかなかなくて、レベルがかなり上がって、自分のバスケットボールIQやフィジカルがとても強化されて、本当に大きな転換だったと思っています。


__昨シーズンの結果を振り返っていかがでしたか。

悔しいの一言ですね。トーナメントで結果を残せたから、今年通用すると思っていた部分は多分あったと思っています。リーグ戦で勝てなくなった時、もっとチームとして何かできることがあったのではないかと、後悔が残っています。


__昨シーズンを経ての今シーズンの目標を教えてください。

誰がなんと言おうと1部昇格ですね。その中でも僕たち4年生が中心となって言っているのが、「1部のチームに勝てるになる」ということです。去年は1部のリーグ戦でも勝つことが難しい状況だったので、2部でもどんどん自分たちでレベル高めてやっていこうということで、1年後には1部に勝てるチームになろうと活動しています。


__今シーズンのキャプテンとしての役割を教えてください。

みんなの良い部分を引き出していきたいっていうのが僕の役割というかやりたいことです。みんな個性豊かでまとめるのが大変っていうのが正直なところなんですけど、みんな良い部分持っているので、そこを引き出して、チームを一つの方向に導いていけるキャプテンになっていきたいと思います。全員を巻き込んで、一体感持ってやっていきたいです!


__プレーとしての役割も教えてください。

僕は正直技術で言ったら突出する部分はなくて、そんな中での僕の役割としてはハードワークして、チームを引っ張ることだと思います。結構感情を表に出す瞬間があるので、そういうところでチームを盛り上げていきたいです。流れが悪い時間や、なかなかうまく行ってない時間帯に、僕が出て流れを変えて、チームにいい流れをもってくるのが僕の役割かなと思っています。


__注目選手を教えてください。

同期を贔屓しているところもありますが、#77石坂悠月ですかね。去年、彼はプレータイムが減っていたので、今年は出たらハードなディフェンスしてチーム盛り上げて欲しいです。


__三原HCに変わってからどのような変化があったのか教えてください。

三原さんは選手が主役のチーム作りを目指しており、そのおかげで選手が主体的に活動していると感じます。練習の仕方もだいぶ変わり、練習後でフィードバックをし、次の練習で改善していくことで練習の効率が上がっています。スタッフ、選手全員で密にコミュニケーションをとり、チームの一体感が出てきているので、このまま良い雰囲気でスプリングトーナメントに挑みたいです。



__今シーズンになってからチーム内の変化はありましたか。

そうですね僕の個人的な意見ですけど、全員が喋るようになったなと感じます。練習中やミーティングで色んな意見が出て、全員でチームを作っているという印象です。


__目前のトーナメントの目標を教えてください。

やるからには上を目指して優勝です!自分達が今通用するところはどこなのか見極める良い機会なので、そこまでしっかりやれることやって準備していきたいと思います。


昨シーズンの悔しさをバネにスプリングトーナメントに挑む早稲田大。新体制となって初の大会で優勝を掴み取れるか。

Writer
佐藤 望月(サトウ ミヅキ)

おすすめのコラム・動画