一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

 第99回関東大学バスケットボールリーグ戦第11節、筑波大学対早稲田大学の一戦。前半、早稲田大13星川のシュートタッチが冴え渡り、要所でシュートを沈めリードを奪う。対する筑波大は、#1福田が内外バランスの良いオフェンスで得点を重ね、ジワジワと点差を縮め、前半終了時には同点に追い付く。第3クォーターも両者互角の展開となり同点で勝負の第4クォーターへ。筑波大は、序盤から速攻とゴール下の得点で主導権を握り、その勢いは止まることなくセーフティーリードを奪う。早稲田大は#18岩屋などの得点でなんとか応戦するも、点差が大きくあえなく試合終了。77-64、13点差で筑波大が勝利をおさめ、リーグ戦の戦績を6勝5敗とした。

 第1クォーター、序盤、早稲田大#18岩屋が相手の隙を見逃さず一気に点差を離し、筑波大はたまらずタイムアウト。その後、筑波大は#2木林がゴール下で得点を重ねリズムを取り戻すも、早稲田大#13星川が淡々とタフショットを沈め、筑波大の猛追を許さない。15-20、早稲田大が5点のリードで第1クォーター終了。

 第2クォーター、筑波大は要所で3Pシュートが決まり流れを掴むことに成功。その後、どちらも譲らない拮抗した展開が続きシーソーゲームに。早稲田大#13星川が3Pシュートを高確率で沈めれば、筑波大はチームオフェンスで点をもぎ取りどちらも主導権を握ることなく、37-37、前半を同点で折り返す。

 第3クォーター、序盤から筑波大はファストブレイクやゴール下のシュートで得点を重ねリードを奪うも、早稲田大は#4城戸が得点を重ね、簡単に点差を広げさせない。筑波大は#35平田が3Pシュートを立て続けに沈め流れを掴んだかと思いきや、早稲田大も#0下山の3Pシュートで同点に戻す。56-56、両者互角の展開で第3クォーターを同点で終了。

 第4クォーター、筑波大はゴール下の攻防で優位に立ち、リードを一気に二桁に広げる。早稲田大は、開始6分間で2得点とオフェンスが停滞。筑波大はその隙に、リードを17点まで広げ早稲田大は苦しい展開に。早稲田大はタイムアウト後も、流れを掴めずそのまま試合終了。77-64、筑波大が13点のリードを奪い勝利をおさめた。