一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦第12節、中央大学対神奈川大学の一戦。序盤は神奈川大が主導権を握る。#3山本・#27手塚の外のシュートが効果的に決まり、中央大が追い上げる展開となる。中央大は#0樋口や#13小川の個人技で攻勢を仕掛ける。中外バランスよく得点を重ねた神奈川大が15点のリードで試合を折り返す。後半に入ると、序盤こそ譲らぬ展開となるも、神奈川大はが猛攻をしのぎ、#27手塚を中心に縮まったリードを戻す。終盤に差し掛かり、中央大は連続3Pシュートで望みをつなぐが、最後は神奈川大#3山本がこの試合を決定づけるバスケットカウントを成功させる。終始リードした神奈川大が中央大の猛攻をしのぎ切り、79-72、神奈川大勝利で幕を閉じた。

第１クォーター、神奈川大は#25阿部のバスケットカウント#3山本の3Pシュートなどで先手をとる。その後もテンポよくシュートが決まり、開始4分までに10点のリードを得るも、中央大も#0樋口を中心に果敢なドライブで点差を縮めていく。中央大は#77宮内が鋭いドライブで一時2点差まで詰める。神奈川大は中央大のプレスに苦戦しペースが乱れる時間もあったが、#27手塚が2連続3Pシュートを沈めて流れを渡さない。28-19神奈川大リードで第1クォーター終了。

第2クォーター、中央大が#13小川の個人技から先制。直後に神奈川大#3山本が決め返し、インサイドを中心に得点を重ね、堅守で中央大を突き放しにかかる。追い上げる中央大は#25西村のフリースロー、#22島崎のオフェンスリバウンドで得点しゾーンディフェンスで攻勢のきっかけを作ろうとするも、神奈川大#3山本が冷静に3Pシュートを成功。43-28の神奈川大15点リードで前半を終える。

第3クォーター、両者インサイドから得点し互いに譲らない展開。中央大は#0樋口の速攻と堅い守りで差を10点に縮める。神奈川大も#3山本の連続得点で簡単に流れを渡さない。さらに#27手塚が3Pシュートとフリースローで連続得点。その後もドライブなどでリードを広げていく。65-46、19点リードで最終クォーターへ。

第4クォーター、中央大が#11オヌ、#60蒔苗の連続3Pシュートで一気に差を縮める。直後のタイムアウトがあけると、神奈川大も持ち直しなんとか10点のリードを死守しにかかる。逆転を狙う中央大は#2内尾のバスケットカウント、#22島崎・#0樋口の連続3Pシュートを成功させて4点差に迫る。残り1分を切って、神奈川大#24中島の3Pシュートが成功。だが、中央大#13小川が3Pシュートを決め返す。ラスト10秒で4点差、神奈川大のポゼッションは#3山本が執念のバスケットカウントを沈め、最終スコア79-72で神奈川大が勝利をあげた。