一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦、江戸川大学対中央大学の一戦。江戸川大は#1ジャキテェの圧倒的攻撃力と高確率なアウトサイドシュートを中心に中央大に襲い掛かる。対する中央大は多彩な攻撃パターンで攻め立てる。序盤から３Pシュートを決め続けた江戸川大が一歩リードした展開となる。中盤以降に中央大がゾーンディフェンスから反撃のきっかけをつかみ、肉薄するも江戸川大が耐えてリードを保ったまま後半へと突入する。後半は一転し、硬いゾーンディフェンスで中央大がペースをつかみ、リード。江戸川大も離されまいと奮闘し、1桁点差でゲームが進んでいく。終盤に差し掛かったところで江戸川大がスティールから逆転するシュートを決める。中央大が逆転へと攻勢を強める中、江戸川大が決死のディフェンスで逃げ切り、そのままタイムアップ。79-70、江戸川大が勝利し、リーグ戦戦績を2勝とした。

第1クォーター、江戸川大がアウトサイドシュートを立て続けに成功させ、10点以上のリードを得る。中央大は追いかける展開となるも、ファウルで得たフリースローを正確に沈め簡単には流れを渡さない。終盤に中央大#13小川が個人技で得点した直後に#88栗屋が３Pシュートで応戦。27-18、江戸川大リードで第1クォーター終了。

第2クォーター、先制は江戸川大#50田久保の3Pシュート。中央大はゾーンプレスで江戸川大の流れを断ち切り1点差まで詰めるも、リードを奪うには至らない。江戸川大はゾーンディフェンスに苦しみながらも、#5梶谷の個人技などでなんとかリードを保持する。42-39で前半終了。

第3クォーター、両者開始から得点を奪い合う流れとなる。ゾーンディフェンスからの速攻でスコアを重ねた中央大がついに逆転に成功。前半と変わり中央大が主導権を握る。#38の3Pシュートなどで江戸川大も応戦するが、中央大5点リードの53-58で最終クォーターへ。

第4クォーター、中央大は変わらずゾーンディフェンスを敷いて江戸川大を苦しめる。だが、江戸川大もディフェンスから簡単には引き下がらず、オフェンスでは#13大出が3Pシュートを沈め、2点差に迫る。残り4分で同点になり、一進一退の攻防に。#10坂本がスティールからレイアップを決めて江戸川大が逆転し、そのまま中央大の猛攻を振り切り、79-70で見事勝利を飾った。