一般社団法人
関東大学バスケットボール連盟

 第99回関東大学バスケットボールリーグ戦第13節、大東文化大学対筑波大学の一戦。序盤、大東文化大はゾーンプレスで相手をリズムに乗らせず、着実に得点を重ねる。対する筑波大は、#1福田や#14坂本らベンチメンバーが躍動し前半終了時には逆転に成功。後半に入り、筑波大#6副島が立て続けに得点を重ね主導権を掴む。大東文化大は、デフェンスで粘りシュートにつなげるも、筑波大の攻撃を止め切ることができず、その背中を捉えることが出来ない。67-73、筑波大がリードを守り抜き勝利をおさめ、リーグ戦の戦績を8勝5敗とした。

 第1クォーター、大東文化大は、果敢なリムアタックからファールをもぎ取り着実に点数を重ねる。対する筑波大は、相手のゾーンプレスに苦しむも3Pシュートを立て続けに沈め主導権を譲らない。その後も両者譲らない展開が続き、リードチェンジを繰り返すも、終盤立て続けに大東文化大が得点しリードを奪う。22-18、大東文化大が4点のリードで第1クォーター終了。

 第2クォーター、序盤、大東文化大は#34クリバリが攻守において存在感を発揮しジワジワとリードを広げる。筑波大は、#14坂本、#1福田が要所で得点を重ね、最大9点まで開いた点差を逆転。大東文化大#4菊池がラストプレーで技ありのファールドローでフリースローを獲得し1点差に。40-41、筑波大が逆転に成功し前半終了。

 第3クォーター、立ち上がりは大東文化大が優勢だったものの、筑波大は#31小川の鋭いパスからノーマークのシュートを立て続けに沈めリードを広げる。大東文化大は#3塚本などの個人技で何とか食らいつくも、勢い付いた筑波大のシュートの精度は高く、なかなか点差を縮めることが出来ない。52-61、筑波大がリードを9点に広げ第3クォーター終了。

 第4クォーター、筑波大は良い形でシュートを打てているものの、決め切ることが出来ず得点が停滞。大東文化大は、この機に着実に点差を重ね筑波大の背中を捉える。筑波大はこの苦しい状況を#31小川が個人の力で打破。オフェンスリバウンドやルーズボールなどで粘る大東文化大だったが、筑波大の攻撃を止めきることが出来ず、あえなくタイムアップ。67-73、筑波大が見事逆転勝利をおさめ、上位リーグへの進出を果たした。